こんにちは。takayaです。
今回はヴィンテージのジャケットをご紹介します。今回のはかなり珍しいものです!
National Park Serviceとは
ジャケットの紹介の前に、National Park Serviceについてお伝えしようと思います。
National Park Service(アメリカ合衆国国立公園局)とは1916年に設立され、今も存在するアメリカの政府機関の1つです。現在・将来の楽しみや教育のために、自然資源・文化資源・価値を損なわれないよう管理・保存しています。有名なところだと、グランドキャニオンがあります。
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綺麗ですよね。いつかは行ってみたいものです!
この地図は内務省の統一地域内の国立公園を示した地図です。こうみると西海岸に多いことが分かりますね。
こちらは設立当初の写真。
真ん中の人物は制服らしきものを着ているようにも見えます。初期の制服だとしたらいつか見てみたいものです。
NPSの活動は、ここに書いていると長くなりすぎるので割愛して、NPSの概要だけにしておきます。気になる方は調べてみてください!
ディテール
ここからはジャケットのディテールを。

まずはポケットから。
4つポケットのサファリジャケットスタイル。…自然で活動するから当然ですね。リアルサファリジャケットと言えます。
ただ上の2つのポケットはフェイクのようです。しつけ糸で留められるのかとも思いましたが、フラップだけでなく口もしっかりと閉じられていました。

ペンポケットと内ポケット。そしてタグ。


ボタンはアニマルボタン。これは雉でしょうか?

次は背面。アクションプリーツです!これがあることによって肩の可動域が広がるので動きやすい!
ヴィンテージのジャケットとなると、手持ちの現行のDe petrilloのジャケット(このジャケットについてはこちら)と比べてもサイズの合わせがうまくはいかないもので、ジャストに感じてもずれがあります。袖丈・身幅は直せばいいですが肩幅となると…。なのでこのようなアクションプリーツは嬉しい仕様です。

肩にはNPSのエンブレム。分かりづらいですが、矢印になっています。まず、この矢印自体が、歴史的および考古学的価値を示しているそう。他にも植生や野生生物を示すセコイアの木とバイソン、風光明媚でレクリエーション的価値から山と水が描かれています。
コーディネート
このジャケットを用いたコーディネートを1つご紹介します。
このコーディネートはサファリ感とのバランスを意識しました。
インナーにRinascenteのミドルゲージ沼ニットで柔らかさと上品さを出しました。
パンツはスラックスにしようかと考えましたが、ここは順当にチノパンでサファリに寄せなおし。
マウンテンブーツ等だと完全にNPSの人感が出てしまうので、ローテクスニーカーで外してみました。
結果周りの人には”将軍(笑)”と言われたのでサファリ感は消せたのかなと(笑)
次はどのように将軍感を馴染ませていくかが課題です。
普通に着てしまうとコスプレになってしまうような服の方が、コーディネートを考えるのは楽しいですね!
まとめ
今回はかなりレアなヴィンテージのジャケットで見たことがない人がほとんどだったと思います。
こちらは以前東京へ行った際に、高円寺のbelphegolさんで購入しました。
こちらのお店は珍しいヴィンテージモノがいくつか置いてあり、他の高円寺の有名なvintage shopとは毛色が異なるので行ってみると面白いと思います。
このようなヴィンテージに出会わなければ、NPSについて調べる機会もなかったと思います。ヴィンテージものは普段は触れない世界の勉強の機会を与えてくれますね。
皆さんも是非手持ちの洋服の歴史を調べてみてください!より愛着がわくと思います!
それでは今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。
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