ナポリの新鋭ファクトリーブランド”De Petrillo”

クラシック

こんにちは。takayaです。

今回はドレスファッションからDe Petrillo(デ・ペトリロ)をご紹介していきます。

De PetrilloはBenedetto De Petrillo氏によって立ち上げられたブランド。氏は1959年ナポリ生まれ。以前のブランド名はGAiOLA(ガイオラ)でしたが、この名前は生まれのナポリにあるとても美しい島から取られたものです。(正式な記述は見つけられませんでしたが、恐らくla gaiola島)


1980年代の初めに義父の縫製工場で製造技術・専門知識等を学んだことから氏のキャリアはスタート。縫製だけでなく営業にも関わり、商品をマーケットに出すノウハウを得ていきました。その後”La Pignola”というナポリのサルトでその技術を学びました。

ジャケットは、
ハーフキャンバス仕立ての”Linea Napoli”,芯地の無い”Linea Nuvola”
の2つに分けられます。
どちらも形は同じで、シルエット・ゴージ位置などからモダンな印象を受けます。

ここからは所有しているジャケットを。

こちらのジャケットは”Linea Nuvola”のタイプのものです。
柄はグレンプレイドにブラウンのウィンドウペーン。

胸ポケットはバルカポケット。切り口が明確な曲線を描いており、胸部を立体的に見せる効果があるといわれています。ちなみにバルカとはイタリア語で小舟を意味します。

腰ポケットはパッチポケット。
軽快さを出したいときに用いられるポケットです。起毛感のある生地にパッチポケットですのでかなりカジュアルなジャケットになります。

ヴェントはサイドヴェンツ。軍人の帯刀時、腰にサーベルを差しやすくするために開けられたという説があります。こちらは横から見た際にトラウザーズのヒップラインと一体化するため足長効果があるといわれます。また重厚感を与えるディテールとなっていますが、このジャケットだとセンターヴェンツの方がよかったのでは?と思っています。

このジャケットの自分なりの着こなしの一例を。

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

takaya(@taka10986)がシェアした投稿

パンツはジャケットのペーンのブラウンに馴染みの良いベージュのコットンパンツ。裾幅は広めのチノパンでゆったりとした雰囲気を出せたかなと思います。
インナーはミドルゲージのモックネック。タートルにはまだ早い時期にモックネックは重宝しますよね。襟元が寂しくならず襟汚れを防げて一石二鳥です。こちらもジャケットの黒を拾いました。
シューズはフレンチムードも入れたかったのでコインローファーで。
ベルトはシューズの黒に合わせて黒のダブルリングベルト。両面で別の革となっているのですが、今回はシボ面にしました。

今回はニットを黒、パンツをベージュとしましたが、黄色のニットにしたり、ブラックデニムを履いてもいいと思います。

まだ着心地などを評価できるほどジャケットを羽織ってきていないので言及は避けますが、いいジャケットであることは間違いないと思います。次De Petrilloを購入するときはスーツを手に入れたいです!

では今回はこのあたりで失礼します。お読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました