“Cherevichkiotvichki”

アルチザン

こんにちは。takayaです。

今回はロンドンにアトリエを持つ”cherevichkiotvichki”というブランドを紹介していきます。cherevichkiotvichki(シェレヴィッキオヴィッキ)は女性デザイナー”Victoria Andrejeva(ヴィクトリア・アンドレエヴァ)”氏がすべてを手掛けているブランド。

出典 SSENSEより Victoria Andrejeva氏

ブランド名のcherevichiotvichkiは古いスラブ語の「cherevichk ot vichki」を語源とし、これは「shoe by Victoria(ヴィクトリアが作った靴)」を意味します。
あまり知られていないブランドですが、山本耀司がデザイナーを務めるブランド日本を代表する ”yohji yamamoto” とコラボもしています。

Victoria氏は製靴を専門学校で学んだわけではなく、本と実践という独学で身に付けられたそうです。独学でここまでの美しく素晴らしい靴を作り上げるVictoria氏には敬服しました。

また染色に関してですが、イタリアの生化学研究所に協力してもらい自ら染料を作っており、購入したお店の方に聞いたところ、その染料で手で塗られているそう。パティーヌのようなものなのでしょうか?詳しくはわからないですが、それらによって醸し出される独特な空気感に惹きつけられます。

メインとされるのはタンのないタイプのもの。ギリーシューズに近いイメージなのかなと思っております。

出典 A . I . R . AGEより

一方で私が購入したのはタンありのものになります。お店がタン無しを入れていなかったというのもありますが、アンクルブーツを選んだのでタンありでよかったなと思っています。タン無しだと涼しげに見えるので短靴ならいいですが、ブーツでは個人的にはあまり使いやすくはないなと思います。

アンクルブーツということもあり、足首あたりに慣れるまでの違和感を感じるかなと思っていました。しかし、今まで履いた革靴の中で最も革が柔らかく最初から違和感を感じることなく履けました。この革の柔らかさに病みつきになりそうです(笑)

私は足長24.5㎝でEU表記では39or40が足に合うサイズなのですが、こちらは41でワンサイズ大きめで履いています。取り扱いがなかったで40以下を試すことは出来ませんでしたが、41で包み込まれるような感覚があり中で足がずれてしまうことは起きていません。
中敷きも元から入っているのに加えてもう1セットついているのでもし大きすぎたと感じたら2枚敷きもいいかもしれません。

また靴紐も2セットついています。かなり長い靴紐なので私は1セットは切って使用しています。付け替えて雰囲気の変化を楽しむのもかなりおすすめです。

このブランドにはロゴもなく、靴底の小さなブランド名の刻印しか入っていません。知名度も低く履いていても他人にちやほやされません。それでも欲しい、履きたいと思うのは正にこの靴の価値なのではないかと思います。是非一度実物を見ていただきたい。

名古屋近辺ではA . I . R . A G Eさん、Garderobeさん、関西では 24TH OF AUGUST さんで取り扱いがありますので、興味を持たれた方は足を運んでみてください。

SSENSEにVictoria氏のインタビュー記事がありますのでもっと知りたい方はこちらからどうぞ。

私の購入したものはGarderobeさんのオンラインショップに掲載されています。実物を見て購入していただきたいのが本心ですが、足を運べない方もいらっしゃると思いますのでよろしければ一度ご覧ください。

ではこのあたりで失礼します。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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